②父と母
川柳が趣味だったおじいちゃんの句集を読み、祖父の歴史をたどるブログです。が、漢字が難しく、川柳の奥深さに舌をまいています。読めるところから!
さて、前回は、祖父が田舎から出て就職する話でした。故郷の母親については、何度も出てきます。
会う度に母の姿が小さくなり
見送りも庭先までとなった母
里の道行けば幼き日の記憶
私もおじいちゃんに対して、会う度に小さくなったと感じていました。なお、お父さんについては、
面影の父は軍服今も着て
河野草花(道春)
時代を感じます。
お父さんについては、記述がちょっと少ないです。読み進めると、就職先での苦労からはじまり、ロマンスもあったと想像できます。祖父にもそんな時代があったんだと恥ずかしさを通り越し、新鮮ですらあります。