58自分史を書いて運命振り返り

一円貨もう賽銭でない値打ち
河野草花(道春)

祖父は神社も好きでした。

2016年のお正月のことです。祖父は、介護付き住宅に入りたてで、施設の方から環境に慣れる時期の今、自宅に戻るのに良くないと言われましたが、一時帰宅し、ダイニングのいつものイスに座り、箱根駅伝を見たり、父と将棋を指しました。

母が正月らしいことをすると、脳に刺激があっていいと、神社に行き、寒い中、長蛇の列に並ぶのも、体力的に厳しかったので、脇から拝ませていただいた覚えがあります。

一円の価値

1円貨を調べていると、明治時代、両から圓に変わるべく、鋳造機(ちゅうぞうき)を海外から輸入し、一円金貨や、一円銀貨が作られたそうです。海外との貿易で使われたみたいですね。

戦前(昭和15年)うどん一杯15銭位で、戦後は、15円、30円から400円くらいまで上昇しました。インフレーションはこれからも起こるかもしれませんが、歴史をみて、勇気を貰いました。