自分史を書いて運命振り返り

川柳が趣味だったおじいちゃんの句集を読み、祖父の歴史をたどるブログです。

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66自分史を書いて運命振り返り

日中の暑さとは裏腹に、ヒンヤリした空気の中書いています。

私のブログを読んでくださって、同じテーマで書いてくださると、嬉しいし、まだまだ修行しなければと思います。歴史の勉強をしたくなりました。

 

山門の大踏石や実朝忌

さんもんの

おおふみいしや

さねともき

道春

(冬の季語、実朝忌)

 

鎌倉幕府を開いた初代の征夷大将軍源頼朝(よりとも)は、この俳句に出てくる実朝(さねとも)のお父さん。実朝は、二男なのですが、色々あって…12歳で3代目征夷大将軍になりました。

 

1219年1月27日の大雪の日に事件はおこります。

 

歴史的な人で片付けると面白くないですよね。

 

歴史に疎く拙い説明ですが、ちょっと聞いて下さい。

 

そこで登場する人物に、公焼(こうきょう)という人がおります。この人は、鎌倉幕府2代目将軍頼家の次男で、義理の息子として実朝に引き取られたのに、誰かにそそのかされたのか、父のカタキと実朝に斬りかかりました。その場所は、鶴岡八幡宮の石段か、石橋だったそうな。

 

公焼もその日のうちに亡くなってしまうそうです。源氏は、この実朝で途絶え、武士としては、とても芸能に秀でた方として人々に惜しまれたのでしょう。実朝の忌日は俳句の冬の季語になります。

 

 

俳句に戻ります。

山門とは寺院の門、または寺院のこと。お寺が山にあるから、左、右、中央と三つ門があるから等諸説あるそうです。

 

祖父が、とある寒い日、重みのある踏み石をお寺の前で見た日があったと、想像しました。

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