70自分史を書いて運命振り返り
今回は、季重ね(きがさね)の句を紹介します。
鴎外居より鯉の町夏匂ふ
おうがいきょより
こいのまち
なつにおう
道春
夏という言葉がそのまま夏の季語です。それから鯉も夏の季語でした。2つ季語が入るのは、素人がやってはいけないことらしく、難しいとされるのですが、違和感なく、鯉が涼しげに泳いでいる風景が目に浮かびました。
森鴎外記念館と、森鴎外の旧宅は、島根県のJR津和野駅から徒歩30分くらいです。
森鴎外は、10歳までそこで過ごしたそうです。
元々藩医の家柄でしたが、廃藩置県をきっかけに上京、ドイツ語や、医学を学び、軍医になられたのですが、文学や短歌にも精通し、ドイツ留学の経験をもとにした小説、舞姫は有名です。
少し旅行した気分になりました。ここまでお読みいただきありがとうございました。