自分史を書いて運命振り返り

川柳が趣味だったおじいちゃんの句集を読み、祖父の歴史をたどるブログです。

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⑨初日満つ志士一門の塾畳(新年)道春

塾というのは、松下村塾(しょうかそんじゅく)のことでしょう。

 

山口県萩市松陰神社の敷地内に、

 

ほぼ当時の姿のまま保存されています。

 

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平屋建て八畳と十畳の部屋に、

一月一日の朝日が差し込んだという風景を

詠んだのではないかと思います。

 

吉田松蔭を師とする門下生は、

 

のちに明治政権の中枢を担いますが、

 

時代を動かすことに命を賭けられた方々もおられます。

 

この塾で、

 

一つ屋根の下

 

近代化という日本の夜明けを

 

自らの手で作り上げていこうとする

 

志ざしに満ちた

 

若者を想う

 

祖父の姿がありました。

 

 

初日(はつひ)が新年の季語でした。今日で新年の紹介をおわります。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

次回、立春(節分の翌日)の頃より、春の句を紹介します。

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