12春愁(しゅんしゅう)や藻の彩残し潮退けり(春)道春
彩にいろとルビがありました。
藻のいろを残して
潮の引いた様を詠んだ句。
清少納言は春はあけぼの、
山ぎわが段々と白く、紫色の雲の細いさまが良いと詠まれました。
祖父の句のいろは、
ことさら潮が引きあらわれた
緑色のじゅうたんですね。
この潮のように
沖までうれいが引いていって欲しい
というメッセージがあるように思います。
また、満ちる時もありますが、
思い悩む春もまた美しく感じました。
この海の写真は頂きもので春かどうかわかりません。
春愁は、三春の季語でした。
家のなかでは、
うさぴょんまたアザミを食べています。
昼寝を邪魔されても、がまんする健気なやつです。
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