とりあえず手土産と也し目刺かな(三春)道春
とりあえず手土産と也し目刺かな
とりあえず
みやげとなりし
めざしかな
道春
玄海の潮の残れる焼き目刺
げんかいの
しおの のこれる
やきめざし
道春
目刺しという名の魚はおらず、塩味をつけたイワシの目を棒や紐で刺し、日中7時間くらい吊して水分をとばし旨みを凝縮させた干物のことをさします。ちょっとこわいネーミング。一番上の写真は、頬刺し(ほほざし)でした。
誰へのおみやげになったのでしょう。
とりあえずという言葉によって、高価なものではないと前置きしつつ、美味しいものを自分だけではなく、だれかに食べさせたい、だれかの喜ぶ顔を思い浮かべながら買い物をする祖父の姿を想像しました。
目刺しは、自分で作ると好みの乾燥具合で食べることができ、釣りに行ったヒトがレシピを公開されていましたよ。
夏でも干物はできますが、冬から春の乾燥した日に向いているようです。
玄海とは対馬海流が流れる九州北西のうみ、玄界灘(げんかいなだ)のことでしょう。ここまでお読み頂きありがとうございます♪
うまし!