ふきは菊科の多年草です。
春の風物詩で有名なふきのとうは、このふきの花芽で、茎が伸びる前に花が土から顔を出します。
俳句の世界でふきは、夏の季語で、初夏を表すそうです。
蕗はえぐみ、苦みがあるので下ごしらえが必要です。
塩を振って、まな板の上で板ずりをしたり
10分くらい茹で、10分くらい水に浸して、筋をとります。
私はやったことありまへん。
お惣菜の蕗の匂いが部屋中に広がるというより
おばあちゃんが採ってきた新鮮なふきを
手際よく料理する光景が目にうかびました。
日常をそつなく送ることに感謝している句だと思います。
おばあちゃんは、入院生活がとても長くなりましたが無事に98歳になりました。