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このブログのタイトルは、祖父の詠んだ川柳の一つです。「自分史を書いて運命振り返り」その通り祖父は、俳句や川柳を自分史として、孫に残してくれました。
私は、俳句と川柳の違いがいまいちわからない素人です。
けれども、春夏秋冬を感じる祖父の句をよみ、紹介することが楽しい作業となっております。
祖父は、愛媛県の宇和島に農家の次男として生まれ、酒屋の丁稚奉公に出ることになります。
戦時中は、通信兵として働きましたが、詳しいことは話してはくれませんでしたし、私から聞くこともありませんでした。
昭和二十二年、げんさんという人のおかげで、愛媛県を出て、下関の神戸製鋼に定年まで勤めました。俳句が趣味になったきっかけは、この職場のクラブ活動だったようです。
家族のことや、自分の家が谷間にあること、下関や九州の史跡を題材にしています。
俳句を残したと書きましたが、祖父は平成31年11月に亡くなりました。
祖父と父の試行錯誤で自費出版した句集「狭の朝」が形見になり、読み直しています。
読み方に自信がありませんし間違っているかもしれません。
でも、素人だという言い訳は、やめようと思います。
どうかあたたかい目でよろしくお願いします。