自分史を書いて運命振り返り

川柳が趣味だったおじいちゃんの句集を読み、祖父の歴史をたどるブログです。

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51自分史を書いて運命振り返り

秋のお祭りの準備が始まっています。

れんこんがお祝いの席で食べられます。

 

枯蓮(かれはす)の陽を奪いゆく晋請(ふしん)音

河野草花(道春)

枯蓮とは、冬の季語。上部が枯れたら、レンコンの収穫の時期を迎えます。

 

普請とは、普く(あまねく)人々が力を合わせ、古くは寺院の仕事をすること、奉仕作業のことで、現在は転じて土木作業を指すそうです。

 

解釈は色々あるでしょう。

 

句の真意を汲み取れれば、分かってくれるかね、間違えても、そう読んでもいいねと祖父なら言ってくれそうで。

 

私はというと、蓮根畑が埋め立てられて、鳥のさえずりや、夕やけ色に染まる景色がなくなり寂しいなぁと言っているような気がします。

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