143ベニシアさんの四季の庭 冬

緑色は生命

赤色はキリストの血を表す

クリスマスのハーブリース。

円は無限、不死を意味します。

庭は、一面の銀世界ですが

家の中は、暖かそう。

母親から習ったというディナーに

赤いキャンドルの火がゆれています。

ヒイラギ、南天の赤い実と松ぼっくり

ベニシアさんは、京都の山から材料を調達して

キャンドルを各部屋に飾っています。

そして、やさしく色々なことを教えてくれます

ツリーの起源は

古代ドイツの冬至のお祭りに

もみの木に獲物を吊るして

森の神に感謝したことにはじまり、

キリスト教が伝わると、木のてっぺんに

キリストが誕生した時の大きな星をかざりました。

誕生した日は、紀元元年12月25日と

一般的にいわれていますが、諸説あります。

ベニシアさん推しの説は

ローマ帝国がキリスト教布教のため、

古くからある冬至のお祭りに

組み込んだのではないかというはなし。

地球と太陽に

感謝し健康と幸せを祈る意味で

キリスト教だけのお祭りじゃないよと

書かれていました。

また、日本にもハーブはあるよとベニシアさん、

私たちの生活に関わり役に立っている植物は

広い意味でハーブとする考え方で、

よもぎ、びわの葉、かりんも使える

しそは種が飛んでくるのか勝手に生えるし

七草がゆや、乾燥した朝鮮人参を入れ濾したお屠蘇（おとそ）

もつくるそうです。

そうして、また、春がやってくるんですね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

薬掘るという秋の季語があるのですが

現代の生活との乖離を感じていたところでした。

難しく考えることではなかったんですね。

野菜をたべよう。

ベニシアさんの京都大原でのくらしは

「すてきでしょ」っと言われているようで

すてきすぎると返したいです。