感想 DVD エスパー伊東「昭和の遊び方」
エスパー伊東さんは、2018年12月に芸能活動を一時休業すると記者会見で発表されています。
本当に体調がわるそうで心配してご覧になった方も多いのではないでしょうか。
その後、股関節の手術をして療養しておられるようです。
(ものまね芸人のビトタケシさんが動画YouTubeで語られています。)
その休業会見の6年前、2012年発売されたのが、本作品。
昭和の遊びを知り尽くしたエスパー伊東さんが、小学生に「昭和の遊び方」をレクチャーするまじめな内容です。
本編42分間では、ビー玉ころがし、ハンカチおとし、だるまさんがころんだ、缶蹴り、おにごっこ、ゴム飛びを小学生を相手に本気で楽しんでいる伊東さんをみることができます。
特典映像には、NG集やお酒の席でのスタッフとの会話も収録。
伊東さんがあこがれた1970年代の昭和のテレビや幡ケ谷に住んでいた思い出のエピソードが詰まっています。
テレビを見るのは、銭湯のテレビだったのか、ちょくちょく銭湯のお話が出てきます。
かいつまんでご紹介すると
71年ごろ、
仮面ライダーをみはじめ、ライダーカードを集めた。
銭湯で、死神博士の役者さんに逢ったことがある。
ウルトラマンは当時、白黒だった、こちらも最初のウルトラキュウから見ている。
おまけを集めるのが流行った時期で、
ドリフターズの人形の首が空気圧でとぶおもちゃは、えんぴつ1ダースのおまけで、
マミーボートという船のおもちゃは、銭湯で定番のドリンクのあたりだった。
当時の番組表はたいてい頭に記憶されており、「どっこい大作」というドラマには、汽車が走っているシーンが挿入されるのが定番で、伊東さんは、身ぶり手ぶりで、「どっこい、どっこい」と主人公を再現。
特に、「バビル2世」「空手バカ一代」「紅三四郎」の名場面を懐古、ブルースリーのものまねを見せて、最後に「はいー」と締めた。
スタッフの「本日は長い時間お疲れさまでした」の声で終わる。(作中より要約)
からだをはった芸風の伊東さんは、実はとってもテレビ愛にあふれた方だったんですね。とても感動しました。
ここで一句
味わいはトマトきゅうりと昭和史と
ポリバケツ今よりずっと高かった
よしえ
川柳をつくったつもりです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
復帰されるのをまっています。