自分史を書いて運命振り返り

川柳が趣味だったおじいちゃんの句集を読み、祖父の歴史をたどるブログです。

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㊸親子対決パート2

前回に引き続きよろしくお願いします。

 

 

お題、目移り

香水の匂いが残る赤電話

スマートな足こつこつとハイヒール

河野草花(道春)

 

メロドラマ浮気誘いつ戒めつ

 

お題、環境

ロボットも責めを感じる排気ガス

道春

 

行く先で空き缶が待つ行楽地

 

お題、家

花植えて妻永住の家とする

河野草花(道春)

 

一日の疲れを癒す我が家の灯

 

お題、礼節

お行儀の良い子茶碗に手を合わせ

河野草花(道春)

 

丁寧な礼に人柄しのばれる

 

 

4つのテーマでお送りしました。

祖父も男なんだなぁと、思ったエピソードが一つ。

入院先に見舞いに行った時のことです。祖父は肺に水が溜まり、普通の時の半分の酸素しか取り込めない体になっていました。人口呼吸器をつけ呼吸は荒いのですが、心拍数は落ちていました。

「お孫さんですよ。」と病院の人に紹介されて、「長府のおじいちゃん、よしえだよ〜」と声をかけました。

 

母曰く、若い女性の声が聞こえると、不思議と心拍数が上がるというのですが、一応、若い部類に入ったみたいで、40から60に上がったそうです。

おじいちゃんに聞こえていたようです。

 

もし、お見舞いされる時は、その方が目を開けていようといまいと、聞こえているか分からなくても、声をかけてみてください。