㊹自分史を書いて運命振り返り
私はNHKの回し者では無いのですが、『なつぞら 』をみています。NHK連続テレビ小説記念すべき100作目。こちらは、9月28日までの放送で、もう終盤ですね。
戦後の女性アニメーターの成長を見ていくストーリーで、タイガーマスクそっくりのお話を作ったりします。
幼なじみの天馬くんは、名前の通り、馬が好きで、小学校の休み時間に馬の絵を書く人、傍らで見ていた女の子が広瀬すずさん演じる主人公なっちゃんです。ページをパラパラして、馬を動かし遊んだ日がなっちゃんの原点のような気がします。
先週天馬くんが亡くなり、最終回のフラグが立った感じです。出てくる馬や牛、広瀬すずさんに毎日癒されていました。
さて今回は、リアルタイムでその時代を生きていた祖父が作った馬や酪農にまつわる句を紹介します。
都会から見れば握れる土があり
協約もなく酪農の土と生き
直線になり叩かれる馬の尻
アメリカの馬は利口な西部劇
河野草花(道春)
馬は、トラクターのない時代は農耕馬として、また馬車を引かせる交通手段として、生活と密接な関係にあって、祖父も思い入れがありました。牛も然り、子供のころの野良仕事の手伝いで、農機具と牛の足が接触して、後ろ足をキズだらけにしてしまったと、可哀想なことをしたと悔やむように話していました。