受験子の夜露へこぼす窓明かり
じゅけんしの
よつゆへこぼす
まどあかり
節子
(受験子・春の季語、夜露・秋の季語)
受験子とは、受験をする子どもの意味です。
日が落ちると、急速に冷えてきて、空気の中の水分が、地面や植物の葉にしずくとなって付きます。
そこへ、窓からこぼれる明かりが、ぼんやりと照らす、そんな風景を切り取っていて、受験生が主役の句でありますが、それを見守っている祖母の存在も感じます。
写真ac KOUBOU.picさんより
ここまでお読みくださりありがとうございます♪
露になる温度を露点(ろてん)というそうです。テストに出るかな!