㊴自分史を書いて運命振り返り
残暑厳しいおり、いかがお過ごしですか?
9月が始まり、頑張っているあなたに秋の気配を感じる句を紹介します。
急行を待つ単線や赤のまま
河野節子
赤のままとは、秋の季語で、粒状の赤い花が咲く野草をさします。子どもはそれを赤飯に見立てて、ままごとをしたそうです。祖母はそれに線路の信号を掛けています。
高西風(たかにし)やステンドグラスの古き駅
河野節子
高西風とは、秋の季語で、10月頃吹く西風です。他にも、春風(春)、風薫る(夏)、野分(秋)、木枯らし(冬)などの季節の風が有名です。このステンドグラスの駅が何処なのか、今度聞いてみます。