⑰自分史を書いて運命振り返り
趣味だった川柳を通して祖父の歴史をたどるブログです。お越し頂きありがとうございます。
きっかけは、母から「あんた、日記書くの昔から好きじゃ~、面白そうじゃけぇ、ブログ書いたら。」と言われ、素直に従いました。
祖父の死後、妹と昔ばなしをするのが、慰めになっていました。その時、ひらめいたと言いますか、祖父の川柳を題材にして、毎日投稿することが供養になると信じて突っ走る2週間でした。。ブログを考える時間は、まるで祖父の自宅に居るような畳と線香の匂いが漂ってきそうです。祖父が亡くなったことを受けとめられない部分は、あります。読み返しては泣き、書き直しては泣き、次の日も書く。読んでくださる人がいるから、続けています。ありがとうございます!
ハテナブログのお題、「ブログのきっかけ」でした。
お題にたよるということは、祖父も同じで、会社の俳句部に出されたお題により出来たものが多かったそうです。
俳句部も、指導者の転勤等で何時しか解散となり、ふと目についたのか新九州新聞柳壇(りゅうだん)でした。初めて投句し、活字になった句は、
「黒髪と今は別れる美容院」
でした。以後柳壇の先輩の紹介で、下関一杯水川柳会に入会、雅号(がごう)も草花として働く者の趣味として、ひたすら川柳を作り続けてまいりました。
と書き残しています。祖父は美容院に関連するお題が好きだったようで、
美容院出れば自信の顔光り
老人の誇りは染めぬ白い髪
河野草花(道春)
孫から見ても、とてもおしゃれで、イケメンでした。
その反面、
いい年をして叱られに行く免許
河野草花(道春)
という憎めない、かわいらしい所もあります。