135カレンダーはえらべんだー
来年のカレンダーは、もうご用意されましたか。
まだなら、歳時記カレンダーはいかがですか?
二十四節気を含んだ季語がちりばめられています。
月のイラスト付きで、(だじゃれじゃないよ)
新月、満月カレンダーにもなっています。
新月は、朔(さく)、
満月は、望(ぼう)、望月(もちつき)とも言われていました。
陰暦(太陰太陽暦を含む太陰暦)では、朔日を月の始まる日にしていました。
月の始まりを
ついたちというのは、
月立ち(つきたち)が語源だそうです。
ひと月は、約29.5日12ヶ月間では約29.5日×12ヶ月=約354日
365日より11日足りません。
そこで閏月を入れて13ヶ月にすることも。13月という表記ではなく、閏○月としていました。
入れるタイミングの法則もちゃんと見つけられたようです。
月の動きだけでは、種を植える目安が分からないので、
太陽の通る道、黄道(こうどう)も参考に二十四の区切りを決めました。
黄道とは、天球上を太陽が1年で動くと見立てたものです。
天動説の名残りのような考え方なのですが、暦の計算には合理的です。
春分点を通る時を、1年の始まりとし、夏至、秋分、冬至を定め、
それぞれの中間に、
更に、二十四節気は15日ごとに、
さらにさらに、七十二候は、5日ごとに区切りました。
二十四節気の呼び名にも、芸術をかんじます。暮らしと農業の結びつきがあります。
現在のカレンダー、グレゴリオ暦の前は、天保暦(てんぽうれき)が使われていて、太陽の動きとの誤差は、互角だったという記事もあり、昔の暦も正確だったようです。
天文学は、位置天文学、天体力学、天体物理学に分類され、人類の進化の歴史をたどれます。
日食を利用して、月までの距離を地球の半径の59倍だと計算するお話など面白いです。計算式は聞かないでください。
算数ってスゴイ!
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