追悼 橋田壽賀子さん
橋田壽賀子さんを追悼して
おしん総集編が放送されるそうです。
25日に総合テレビで、放送時間は午後1時50分から6時までの
4時間40分だそうです。
総集編は、おしんの成長にあわせて進んでいくそうですが
全297回の本編では、冒頭
「ここから私の人生が始まった」という場所を探しにいく老年期の主人公
乙羽信子さん演じるおしんが、上等そうな毛皮を着て登場します。
一言で、女性のサクセスストーリーとは言い難く
幼いおしんが貧しい小作の娘として苦労しているシーンは視聴者の胸をえぐるでしょう。
だからこそ、おしんのすさんだ心を救ってくれた
「あんちゃん」や「松じい」
読み書きそろばんを教えてくれた奉公先の
「加賀屋の大奥様」には人の温もりを感じます。
そして、おしんの自立を助けてくれる「髪結いの師匠さん」や、「ガッツ石松さん」、
魚屋になる手助けをする網元の「ひささん」、
奉公人の「源じい」視聴後、また会いたくなるでしょう。
おしんは生活するためやむを得ず何度も転職しますが、ほんとうに一生懸命働いて
こっちが見ていてもたおれそうですが、回りの人たちを動かしていくんです。
しかし、おしんの子供は思い通りに動いてくれません。
晩年はお金があっても、心配事は絶えないようです。
人と人の縁は、大切にしていればきってもきれないものだと教えてくれたように思います。
お母さん役の泉ピン子さんは一人で最後まで演じられ、子供であるおしんを見守っておられました。元気を出してほしいと思います。
自分史を書いて運命振り返り 道春
祖父がこの川柳をつくったのは、この「おしん」に影響をうけたものと思われます。
いつか祖父のように自分史をかけたらよいなぁと思います。