2021-08-16 書に倦て郭公の庭手入れせり しょにあきて カッコウのにわ ていれせり 道春 本日はおじいちゃんの俳句をご紹介します。 郭公(かっこう)が夏の季語です。 初夏にユーラシア大陸から渡ってきて夏の終わりに帰っていく鳥だそうです。 別名閑古鳥とも言われますが、のどかな鳴き声の割に、忙しいのではないかと思いました。 庭仕事など甲斐甲斐しく家のことをしていた祖父を思い出します。 この句を読んで、手入れの入った庭をみるすがすがしさを感じました。そんな庭に郭公が来た日もあったでしょう。