春雪(三春)
新婚の旅の写真の一枚は春雪白き阿蘇を背にして
〜妹 旅先より写真を送ってくる
道春
五七五七七なので、短歌です。
俳句は、江戸時代に生きた松尾芭蕉が生みの親だと言われていますが、短歌は古くから読まれていたようで、古い歌をもとにして作られた句を本歌取りといい、古い歌をまず知らないとできませんね。
また、古い歌に詠まれた名所や史跡を歌枕と呼び、何処にあるかというよりも、どう詠まれた土地なのかというイメージが大事にされたんだとか。
祖父の作品に似た歌を探しましたが、見つかりませんでした。こけましたか?すみません。
春の雪の白さと、新婚の初々しい夫婦を連想させる良い歌だと思いました。幸せなハネムーンの時期を懐古しました。