自分史を書いて運命振り返り

川柳が趣味だったおじいちゃんの句集を読み、祖父の歴史をたどるブログです。

にほんブログ村 ポエムブログ 川柳へ
にほんブログ村

メニュー ★b川柳の紹介と俳句季語別一覧

⑦由緒ある寺の一食かゆ御膳(新年)道春

えんぎものを振り返りつつ、

今回のかゆについて紹介します。

 

 

ohid.hatenablog.com

 

こちらの俳句は、屠蘇の香がひとまとまりの季語です。

 

香りが強い屠蘇散(とそさん)という生薬を

 

日本酒とみりんに浸して作るそうです。

 

元旦に、一家の健康と長寿を願って飲む

 

縁起もの。

 

「未成年は飲む真似だけよ。」と、一応書き添えます。

 

 

 

つぎに、としざけ、ねんしゅといって、年始、お客さんに振る舞うお酒を用意したという俳句です。

 

お客さんに、自家製のお屠蘇を振る舞うこともあるでしょう。

 

ohid.hatenablog.com

 

 

そして、今回ご紹介する7番目の俳句は、七草かゆの句でした。

 

由緒ある寺の一食かゆ御膳

道春

 

この風習は、正月のごちそうや、お酒で疲れた胃を癒すためだと言われています。

 

せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ

すずな・すずしろ

 

五・七・五・七

というおぼえやすさがあります。 

 

 

それから

 

14日ごろの、とんどを詠んだ句です。

狛犬の目にも煙りてとんどの火

こまいぬも煙たかろうというところ。

 

飾焚く煙り広がる雨の宮

 

 

15年の時を経て

前回、

社(もり)と詠んだのを

宮(みや)へ。

こちらの方が、きらびやかに感じます。

 

下のリンクは、1冊目の俳句集の俳句です。

お時間がありましたら、どうぞ寄ってください。

ohid.hatenablog.com

新年まだ続いていいでしょうか。