自分史を書いて運命振り返り

川柳が趣味だったおじいちゃんの句集を読み、祖父の歴史をたどるブログです。

にほんブログ村 ポエムブログ 川柳へ
にほんブログ村

メニュー ★b川柳の紹介と俳句季語別一覧

日記、読書

126写真ギャラリー

田舎の写真ですが、よかったら見て下さい。 朝焼けの写真です。 帰るとき、いつも父と母が、斜面から手を振ってくれます。 今日は、お土産の蓮根とみかんをもって追いかけてくれたんです。大事なものを忘れてすみません。 土手沿いに咲く石蕗の黄色いはなが…

125写真ギャラリー

2017年に撮りました祖父母宅です。 へたっぴですが記念に掲載します。 居間です。手前にテレビがあります。 左奥に仏間と、寝室 2階は子供部屋がありました。 晩年、階段が物置と化しました。 台所の壁には、梅干しとウナギは同時に食べるななど、至る所に注…

124芭蕉の内なる西行を読んでその2 百人一首

著者は、ほめているのでしょうか。 たくみに権門にとり入り、あくなき収奪(しゅうだつ)で富を積む受領タイプと、 ゆたかな才能をもちながら世渡り下手な文人タイプと、 同じ中・下級官人層の中にも対照的な両タイプが生まれた。 そして、百人一首の官人作…

122目崎徳衛著、芭蕉の内なる西行その1

この本は、1991年角川書店から発行されたものです。 著者は、他にも西行に関する本を出されていて、 西行がとても好きなんですね。 写真ac Oshiro-manさんより わが愛唱の歌として、著者は、 年たけてまた越ゆべしと思ひきや いのちなりけり小夜の中山 西行 …

119お題アウトプット

アウトプットといえば、 ぼくは、常にインプットしてアウトプットしてるから、考えが新しいんだ。 と、 大橋巨泉さんが、言われていたことを思い出します。録画して見たわけでもなく、私の記憶が正しければ、というニュアンスで、聞いていただければ‥ さいき…

111ゆめ

ゆうべの夢は金色 幼い頃に遊んだ庭ただずむあなたのそばへ走ってゆこうとするけれどもつれて もつれて 涙 枕を濡らすの 時をかける少女/作詞・作曲松任谷由実 これは2番の歌詞です。 ゆうべのゆめは金色。いいです。 たたずむあなたは誰でしょう。 この曲は…

107親季語と子季語

天高し海豚ジャンプの笛待てり 節子 (天高し・秋の季語、海豚・冬の季語) うみのぶたと書いて、いるかと読みます。 季語が二つ、季重ねの句ですが、天高しから秋の空に、イルカが飛び、水が跳ねる水族館のショー、楽しい光景を思いおこします。 おばあちゃ…

92松尾芭蕉の旅その後

8.9月号のJAFメイトには、 『経年劣化と無縁の、日本の風景』と題して、 美しい最上川の写真と、 本の紹介 「子規の音」森まゆみ(新潮社) という明治期の俳人、正岡子規を題材にした本の書評がありました。 この書評がまた、うつくしいです。 書かれたのは…

90松尾芭蕉の旅その3

祖父の川柳、俳句をもっと知りたいと、探求していたら、奥の細道にいきつきました。 字幕放送をまとめたサイトを見つけ、それよりかいつまんでみました。 松尾芭蕉は、江戸時代 、農家の次男だったため10代で武家奉公に出ました。 その武家とは、幕府老中の…

89松尾芭蕉の旅その2

私は、NHKの回し者ではありませんが最初に告知です。 松尾芭蕉さんの「おくの細道」への道という番組が放送されます。全行程、600里(約2600キロ)を150日間。 英雄たちの選択「“奥の細道”への道~松尾芭蕉 五・七・五の革命~」 [BSプレミアム]2020年1…

84連休まであと5日

あと何日がんばったら、休みだという見通しがつくと、心が軽くなるような気がします。 月曜日は、荷物が多くて、忘れ物をするんじゃないかと、私は内心ヒヤヒヤ。 息子たちも、玄関と居間を何往復かして、下校時間や、給食の献立プリントをチェックして、登…

82散歩

朝晩は、秋の風ですね。 散歩をするのに良い季節になりました。 歩きたい足とも知らず善意のせ あるきたい あしともしらず ぜんいのせ 道春 歩数を稼ぐとポイントが貰える!(ゲームの) そんな、楽しみながらダイエットできるドラゴンクエストウォークとい…

81怪獣

台風が去り、一夜明けました。 昨日は、午後台風が抜けた後も、風は強いままでしたが、暗くなってからは虫の鳴く声が聞こえて、穏やかな風が吹いていました。 風は、よくピューピューと音を立てますが、台風の風の音は、ゴーゴーと緩急のある重低音で、遠く…

80松尾芭蕉の旅その1

こんにちは。 松尾芭蕉さん、旅に出る前に、この歌を庵の柱に掛けました。 月日は百代の過客にして行きかふ人もまた旅人なり。 旅に出る理由を述べておられます。 自然と一体になりたかった。 先人の旅を追体験したかった。 平安時代の歌人西行(さいぎょう…

79疫病、豊作、妖怪頼み

たぬきのイラストを探していると、ご利益のありそうな絵を見つけました。 厄日という秋の季語があります。 立春から、210日、大体、9月1日あたりを指し、稲の開花時期に台風が来ないように、昔から警戒されていたんですね。 神様、ほとけ様、妖怪様です。 祖…

78定年後

定年後猶(なお)社に勤め夜業する友は言ふなり貯金しとけと 道春 〜友の笑顔が浮かぶ〜 今思うと、祖父のことを全然分かっていませんでした。 祖父から「そんなことも知らないのか?」と怒られたことさえ一度もなく、苦労知らずに育ったので、想像すら出来…

77 健康へ試食玄米胚芽米 

けんこうへ ししょくげんまい はいがまい 道春 8月、子供の入院や通院に時間を費やしました。健康大事です。おかげさまで、今週から、小学校に無事行っております。 退院して、家で過ごす時間にテレビをつけると、24時間テレビをやっていました。堀ちえみさ…

76 おばあちゃん、母と湯治に行く。

安宿に昼を聞こえる浪花節 道春やすやどに ひるをきこえる なにわぶし 今年のお盆、施設に入っている祖母には、会えませんでした。そもそも、お寺さんにお経を唱えて頂く事自体断りました。 この夏は思い出がないと嘆かれます。 祖母と、思い出は何でも写真…

75季語道場その2

前回に引き続き、「夏井いつきの季語道場」NHK出版を読んでいきたいと思います。 テレビ放送に合わせて、毎月テキスト「NHK俳句」が発行され、この本は実に2年分の記事が詰まっています。内容盛りだくさん。玄人向けの本であったと若干弱気なまとめに入りた…

74季語道場その1

The more I learn the more I realize I don't know. The more I realize I don't know the more I want to learn.学べば学ぶほど、私は何も知らないことがわかる。自分が無知であると知れば知るほど、私はより一層学びたくなる。 子供の理科の教科書を開く…

71長新太さん、追悼

先日、図書館にて、長新太さん、追悼特集のある本を3冊借りてきました。追悼という文字に惹かれたのかな。1927年(昭和2年)東京にうまれ、400もの作品を残し、2005年6月25日癌のため亡くなりました。77歳でした。 谷川俊太郎さんの追悼文「不死の人」はと…

67父の日

今度の日曜日は、父の日で、妹の誕生日で、私ごとですが、このブログが2年目に突入するという節目でもあります。 俳句の季語のお題も、春夏秋冬ぐるっと一周しました。 父の日にちなんで、父の川柳を紹介します。 母の日の残り予算が父の日へ そう感じていた…

59自分史を書いて運命振り返り

日曜日、電車で外国の方と会いました。 バックパッカーという流行りのスタイル、大きな荷物を抱えた女性で、乗車時間中ずっと、うちの息子をみて、運の良い子とか、かわいい(たぶん)と言ってくださいまして、親子でまんざらでもない顔をして電車を後にしま…

55自分史を書いて運命振り返り

声かけて独り暮らしの無事覗き 河野草花(道春) 双方、祖父も向こうも安心したんではないでしょうか。 子育ても中々孤独な戦いでして、特に病気の時は、私の方が気を揉んでしまいます。 小学生の子どもが、病気で入院をしたことがあったんです。 朝、小学校に…

52自分史を書いて運命振り返り

私事ですが、ブログをはじめて90日経ちました。 ここまでお付き合い頂き、ありがとうございます。 近代史は面白いですね。 1964年新幹線開業のセレモニーの写真は華ばなしく、オリンピック後、スポーツ根性アニメが流行った一連の流れをみると、時代がひと続…

㊷自分史を書いて運命振り返り

皆さん、NHK大河ドラマ『いだてん 』はご覧になったことありますか? 1964年東京オリンピックを扱う近代史のドラマで、ご覧になっていない方も、まだ間に合います。 初回は1月放送なのですが、今日、34話は1936年の二二六事件ですから。オリンピックはまだ始…

㊳自分史を書いて運命振り返り

私は、実は祖父のお葬式に参列していません。ほんとうに心残りです。祖母は通夜の日、ほとんど休まず祖父の布団の傍にいたそうです。 お葬式から数日後、私は男の子を出産しました。 小さき魂生まれゆく歯を食いしばり 河野草花(道春) 前駆陣痛でフライング…

㉞自分史を書いて運命振り返り

お題「カメラ」 川柳から脱線します。 カメラのことは、写真機、ハンガーのことは衣紋掛け(えもんかけ)。そう言うと、友だちから笑われたことがありました。 カメラの機種とか、シャッターの速度とかそういう話しでなくて、すみません。 わたしの中ではカメ…

㉝自分史を書いて運命振り返り

お題「もう一度行きたい場所」 川柳から脱線します。 足摺サニーサイドホテル。 ごちそうが、もう食べきれないほど出てくるという経験がなかったので、残してしまったという後悔が残っています。デザートのメロンがそのまま残されたテーブルを後にするのは、…

㉓自分史を書いて運命振り返り

お題「恋バナ」 祖母の武勇伝を話します。 祖母は、結構モテたそうです。本当にナイスバディ。血の繋がりを信じていた私は、「大人になったら、自分もそうなるになるに違いない、そうだ。」と疑っていませんでした。街中に立っていたら、向こうから声をかけ…